セラミック包丁の研ぎと反省

  • 2019.03.28 Thursday
  • 00:41

JUGEMテーマ:包丁研ぎ♪

 

 

お疲れ様です!!

 

 

 

今回は、セラミック包丁の研ぎを載せたいと思います。

 

 

 

ちなみに、みなさんはセラミックとは何かわかりますか?

 

 

 

簡単に言うと、金属以外の無機物で、固体で、焼かれて作られる物、ですかね〜('Д')

 

 

 

簡単に言い過ぎましたね(^-^;

 

 

 

例を挙げると、セメント、陶磁器、ガラス等が挙げられます。

 

 

 

よく砥石でセラミック砥石と書かれている物がありますね。そう、あれです。あれもセラミックになります。

 

 

 

なので意外と僕たちの生活の中にセラミックは、包丁以外にも多数存在しているんです。

 

 

 

そういえば

セラミック包丁でよく言われるフレーズとしては、

 

【良い面】

  • 切れ味がある!
  • 切れ味が長続きする!
  • 匂いが強い物を切っても、包丁に匂いが移らない!
  • 錆びない!

 

 

【悪い面】

  • 硬い!
  • すぐ欠ける!
  • 研げない!
  • 硬い物は切ってはいけない!

 

ですね。

 

僕の感想としては、

 

切れ味・・・確かにあるんですが、しっかり研いだ鋼やステンレスに比べたら負けますね。ポテンシャル(潜在的な性能)で言えば鋼やステンレスより硬度が高く、鋭い切れ味のある刃が出来るはずなのですが、セラミックが硬すぎるが故に欠けやすいという理由で、それは難しのではないでしょうか。もし、鋼がステンレスと同様の刃の薄さで研げたとして、それで対象を切ったとしたら、簡単に刃が欠けていくでしょうね。それくらい脆いです。なので、セラミック包丁はある程度の厚さが必要になります。鋼やステンレスの切れ味のレベルがMax10だとすると、今のセラミック包丁は7〜8くらいかも?

もちろん、日々研究が進められているでしょうから、近い将来、鋼を超える切れ味と耐久性をもったセラミック包丁が出てきてもおかしくありません!!

 

 

 

切れ味が長続きする・・・ん〜包丁の扱いがめっちゃ上手な方なら長続きしますね。丁寧に扱わないとすぐ欠けて、切れ味が格段に落ちます。

 

 

 

匂いが移らない・・・これはその通りですね、素晴らしいです!魚や玉ねぎを切ってもそのあと綺麗に洗えば匂いが包丁に移りません。意外と家庭だけでなく、調理現場で活躍するかもしれません。

 

 

 

錆びない・・・これもその通りで素晴らしいです!!まぁ金属ではないので当たり前ですけどね(*´▽`*)

 

 

 

硬い・・・確かに硬いです。だから切れ味が出やすいのと、だから欠けやすい、だから研げない(研ぎにくい)、ということになります。

 

 

 

すぐ欠ける・・・簡単に欠けますね。僕の店に研ぎ依頼のあるセラミック包丁は、100%欠けてます。魚の骨なんて切ったら、一発で欠ける可能性大です!硬さのある物質のデメリットですね、硬いのに軟らかいなんて矛盾してしまいますし(*´ω`*)

 

 

 

研げない・・・う〜ん、研げないこともないです。実際僕が研いでますしね!ただ、それなりに知識とテクニックが必要になってくるかと思います。研ぐのにはダイヤモンド砥石が必要になりますし、ダイヤモンド砥石で研げば解決!という訳でもないです。

ダイヤモンド砥石だけで研ぐと刃先がボロボロになってしまうので、その後の微調整の研ぎが必要になります。そこはもう技術と経験がものを言いますね。

 

 

硬いものを切ってはいけない・・・その通りです。簡単に欠けます。カボチャ、骨、餅、甲殻類、キャベツの千切り(硬いものではありませんが)もあまりおススメできません。キャベツに原因がある訳ではなく、“千切り”という包丁の動かし方が、セラミック包丁と相性が悪いです。千切りは、包丁をまな板に叩きつけるような動きをするので、刃に強い衝撃がダイレクトにいきます。しかも高速で。セラミック包丁を欠けさせる為にやっているようなものです( ゚Д゚)

 

 

 

 

 

前置きと持論が長くなってしまいましたが、セラミック包丁の研ぎの写真を載せたいと思います。

 

 

 

まずは、京セラの“標準クラス”のセラミック包丁

大きな欠けがありますね。

 

 

 

 

1冂もあるので、一般家庭の方でこれを直すのは、余程の技術、道具、知識がないと1日で直せないレベルだと思います。

逆を言えば、技術と知識と道具があれば比較的にスムーズに直せます。

 

 

 

 

研ぎ終わりがこちら。刃先側を大幅に削った為、刃先が少し分厚くなってしまいますが、金属系の包丁と違い、”肉抜き”(包丁全体を削って薄くする作業)が出来ない(やらない方が良い)ので切り抜けが悪くなりますが、その辺はご理解をお願いしたいです(._.)

肉抜きをやらない方が良い理由は、セラミック包丁が薄くなれば、その分欠けやすくなるからです。それと、セラミック包丁を肉抜きするととんでもなく時間がかかります。それはもうメーカーにお願いしたほうがいいかもしれません。メーカーもやってくれるかわかりませんが(*´з`)

 

 

 

 

続いてこちらの黒いセラミック包丁! これがとても大変だった、、、(*´Д`)

欠けは、写真だとわからないレベルの小さい欠けがたくさんありました。

ただ、いつものセラミック包丁なら1時間以内に終わるのですが、これは2〜3時間以上はかかりましたね〜

 

 

 

なにせ今まで研いだセラミック包丁の中でも一番硬かったです!!

 

 

 

全然減らない、、、研いでも研いでも欠けが無くならない、、、(*´Д`)(*´Д`)(*´Д`)

 

 

 

やっと欠けが無くなって、刃先を細かく研ぎあげて、さぁ完成だ!試し切りだ!!と意気込んでフルーツを切ってみたら、、、

 

 

 

フルーツが全然切れない、、、('Д')('Д')('Д')

 

 

 

紙はスパスパ切れるのに、、、なんで????

 

 

 

ということでダイヤモンド砥石の荒砥からやり直し<`ヘ´>

 

 

 

調べてみたらこのセラミック包丁、京セラのグレードの高いセラミック包丁かもしれません、京セラの高いグレードのセラミック包丁は、強度、硬さが向上しているそうで、それがいつもより研ぎにくい原因だったと予測しております。でもね、、、

 

 

京セラって書いてないんだよね〜〜〜(-_-;)

 

 

 

デザインは京セラの高いグレードのセラミック包丁にそっくりなんだけどなぁ、、、

 

 

 

OEMで他メーカーが、京セラに作ってもらったのかな?

 

 

 

その可能性はありますね(^-^;

 

 

 

まぁ、すったもんだあって、ようやく研ぎ終わりです。

 

 

今回は、ダイヤモンド砥石で荒削りと、セラミック砥石で仕上げて何とか切れ味が戻りました。

 

 

 

ただこの包丁のお客様には、指定のお時間にお渡しできなくて、申し訳ないことになってしまいました。

 

 

 

本当に申し訳ございません。二度とこのようなことがないよう努めます。

 

 

 

そして、自分の実力不足が招いた結果なので、これを猛省して、今後に活かします!!

 

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